RCとは、「Reinforced Concrete」の頭文字をとったもので、鉄筋コンクリート造という意味です。引っ張る力に強い鉄筋と、圧縮力に強いコンクリートを組み合わせた構造です。多くは中層建築物の建設に用いられる。 重量が重いが、遮音性に優れ、熱容量が大きいので暖まりにくく冷めにくいという特徴があり、耐火性にも優れている。RC造には柱と梁で支えるラーメン構造と、壁で支える壁構造があります。
SRCとは、「SteelReinforcedConcrete」の頭文字をとったもので、鉄骨鉄筋コンクリート造という意味です。鉄骨で骨組みを作り、その周囲に鉄筋コンクリートを被せて主要な構造体を作成する。こうして作成した構造体に床や壁をはめ込み、建物を建築する工法。こうして作成した構造体に床や壁をはめ込み、建物を建築する工法。鉄骨の剛性・コンクリートの圧縮に対する強さ・鉄筋の引張力に対する強さを兼ね備え、抜群の強度を持ち、耐久性・耐震性にも大変優れています。一般に高層建築物などに使用されています。
ALC(エーエルシー)とは、Autoclaved Light-weight Concreteの略で頭文字です。 軽量で気泡が入っている特殊コンクリートの一種、日本語では「軽量気泡コンクリート」と表記される。 工場でセメント等に発泡剤を混ぜて、高温高圧の状態で養生したコンクリート。 板状にしたものはALC板あるいはALCパネルといい、ALC造とは、そのパネルを使用した建築構造です。 特徴は、軽量で施工、加工が容易で、断熱性・耐火性も高い等が挙げられる。
